可能性は消えていく

年をとるにつれて自分の中の可能性は消えていく。
学生の頃が楽しかったのは夢を見ていられる時間があったからだと思う。
社会人になってから現実に直面し、何者にもなれない自分が残った。
人生に意味がなく、自分の好きなように生きて構わないのなら、幸せだと感じる時間を最大限に増やしたい。

転職サイトを眺めてもやりたいと思える仕事は見つからなかった。
むしろ仕事の内容よりも給料や休日の方に目が向いた。
結局は仕事のことを最初から嫌なものとしてしか捉えていないんだ。
そもそも働きたくない。
こうやってアパートで寝ていたい。
気が向いたら車に乗って小旅行をする。
決まった時間に決まった場所へ行き、決まった人に会うのはつまらない。

このまま人生の中心を労働に奪われ、文句を垂れながら死んでいく。
そこまで不幸ではないけど、幸せなわけでもない。
ただ昔を懐かしんでも今は変わらないし、心が辛くなるだけだ。
本当はこの先の人生で幸せになれるように行動を起こすことが今やるべきことなのだろう。
地元に帰ることもせず、話す友達もいなくなってしまった。
昔は会いたいと思っていた人たちも年が経つにつれて減っていく。

せめて今が変わるような行動は日々の中に起こしたい。
1日でこの人生を変えられないなら少しずつでもいいから変えていきたい。
やる気が出ないなら1回でも1秒でもいいから行動したい。
本当はやる気に満ち溢れてがんがん行動する自分を望んでいる。
そうなりたいと今でも思っている。
でも、願望と現実にずれがあるなら、願望に現実を近づけていくしかない。

転職したいなら、転職サイトを毎日眺めることから始めればいい。
一気に見ようとするから嫌になって投げ出すんだ。
俺のことは自分自身が一番わかっているんだから、もう気づくんだ。
漫画の主人公じゃないんだから劇的に全てを変えることはできない。
とにかくやりたいことが叶う方向に自分の行動を向ける。
今のままじゃ文句を垂れて死んでいくだけだ。

相談もできる友達もおらず、親は辞めることを許さない。
もちろん今の会社の人が転職を支援してくれるはずがない。
そうなったら自分が自分を助けるしかない。
一人は寂しいし、責任も全て負うことになるけど、その分自由にしてもいいはずだ。
まだ残っている可能性が消える前に行動を増やしていく必要がある。